声優のかないみかの代表作に見られるように、比較的低年齢の元気で溌剌とした少女（幼女含む）役が多いが、声優のかないみかは時には『機動新世紀ガンダムX』のティファ、『ギャラクシーエンジェル』のヴァニラのような極度に寡黙な役柄や、言動や行動が不思議な少女も演じる。

また、『ギャラクシーエンジェル』では毒舌キャラのノーマッドを演じ分けた。声優のかないみかは桐朋学園大学短期大学部演劇学科卒業。デビュー作は1989年の『ビリ犬なんでも商会』（山川ミキ役）。次第に頭角を現し、声優のかないみかは『楽しいムーミン一家』、『きんぎょ注意報!』などヒットアニメに多く出演。

声優のかないみかは1990年代における、ロリキャラ・動物キャラの主要声優として、こおろぎさとみと共に名を馳せた。近年は『ひぐらしのなく頃に』（北条沙都子役）などでロリ声は健在なものの、昔に比べると加齢によってやや地声が低くなったのか、母親などのキャラにも声を当てるようになった。声優のかないみかは現在は桜井弘明が監督をつとめる作品の常連である。

声優のかないみかの元夫は声優の山寺宏一、父親は劇団青年座でプロデューサー（製作者）を務めた金井彰久、母は『花のピュンピュン丸』、『オバケのQ太郎』等に声優で出演した田上和枝。母と誕生日が同じ（ラジオ番組で発言）。声優のかないみかは高校2年の時、イギリスにホームステイした事がある。声優になる前に家族で焼肉屋へ行ってお冷（水）のお代わりをもらおうと、「すいませーん、お水おかわりくださーい!」と店員に大声で叫んだところ、隣の席の子供のところに持って行かれてしまったと言うエピソードがある。

声優のかないみかは声優界では一番と言われている程の胸揉みフェチであり（自身が貧乳であるため）、初対面した女性声優の胸は必ず触って揉んだりするのが好き。『みか・もりしゃんのGamers Amusement Station』などではおっぱいを口にすることが日常茶飯事になっており、声優のかないみかは触った人の名前を挙げて報告していた。おっぱい星人を自認する。その声優のかないみかの行動は賢プロダクション所属の後輩たちにも、継承されている。声優のかないみかは山寺宏一には郵便ポストの上に登られてからプロポーズされた。声優のかないみかが受けた理由は「こんな面白い人なら結婚してもいいかな」 。『だぁ!だぁ!だぁ!』では彼女の演じた漫画家・山村みかんの別れた恋人役を、実生活の夫である山寺宏一が演じた事で話題となった。

声優のかないみかは他にも幾つかの作品で夫婦共演している。声優のかないみかの結婚式にミュージシャンの阿部敏彦が出席している。2005年に結成された男性声優ユニット「Revolver」のプロデューサーでもある。声優のかないみかは声優フットサルチームの監督を務めている。声優のかないみかが『ギャラクシーエンジェル』の蘭花のオーディションを受けていたが、蘭花役は田村ゆかりに決定し、かないはヴァニラ役となった。声優のかないみかは基本的に面倒くさがり屋で、すぐにエレベーターやエスカレーター、電車、バスなど乗り物や機械に頼る傾向が強く、なかなか自分の足で歩こうとしない。声優のかないみかと公私親しい林原めぐみはこのことをラジオで漏らしており、「緑川君を見習え！」と愚痴っていた（緑川は、降りるべき駅の一つ前の駅で降りて、自分の足で歩いて帰るなどして足腰を鍛えているなど、健康に気をつけている）。

声優のかないみかは2006年春に山寺宏一と離婚。その際、地上3階・地下1階の豪邸を譲り受けた。